掲載日:2018年11月9日

株式会社フロンテッジ
セキュリティを保ちつつスムーズなクラウド移行と、ランニングコスト4割削減を実現

株式会社フロンテッジ(以下、フロンテッジ)は、インハウスのコンサルティングからアウトプットのコミュニケーション設計までトータルに手掛ける総合広告会社である。従来の広告代理店の枠に収まらず、ブランド戦略立案、メディアビジネス推進、ノベルティ事業など幅広く展開している。同社が運営しているソニーグループ向けのイントラネットカタログサイト「SP Planner」は、従来利用してきたサーバ環境がサービス終了となるため、新たなインフラが必要となった。そこで、クラウドインテグレータ ヴィジョンアーツ株式会社(以下、ヴィジョンアーツ)の協力のもと、クラウドへの移行を選択。既存サーバと同レベルのセキュリティを保ちつつスムーズにインフラを移行し、大幅なランニングコスト削減を実現した。

お客さまの抱えていた課題

  • 既存サーバの終了に伴う新たなインフラ構築
  • ランニングコストを抑えつつセキュリティを下げないサーバへの移行
  • ユーザに負担をかけないスムーズなシステム移行とレギュレーションの解消

お客さまの成果

  • 強固なセキュリティでイントラネットサービスのクラウド化を実現
  • 既存サーバに比べ、ランニングコストの4割削減を実現
  • ヴィジョンアーツの豊富な経験とノウハウにより導入・運用にかかる手間を軽減

課題:既存インフラのサービス終了に伴い、クラウドへの移行を選択

金田康徳
株式会社 フロンテッジ
ソリューションクリエイティブ2グループ
セクション4 チーム長 ディレクター
金田 康徳 氏

ソニーグループでは、以前から業務で使用するノベルティグッズを各部門や拠点ごとに発注・製造していた。調達コストの低減や担当者の工数削減を目指し、2005年にそれらを統合したイントラネットカタログサイト「SP Planner」を構築。株式会社フロンテッジ ソリューションクリエイティブチーム長の金田 康徳氏は、「各部署のご担当者が、グッズプランを考え発注や管理を行う工数は、ソニークラスの大企業ではかなりの量になります。当時ボリュームディスカウントによる調達コスト低減と併せて試算したところ、SP Plannerの導入で10億円規模の削減が見込まれました」と語る。

伊東盛男
株式会社 フロンテッジ
コーポレートディビジョン 情報システムチームチーム長
伊東 盛男 氏

その後、SP Plannerはソニーのデータセンター(以下、DC)で運用し続けてきたが、OSのサポート切れに伴い、次期システムをどうするか検討する必要が出てきたと同社 情報システムチーム長の伊東 盛男氏は語る。「当時、サポート切れまでの猶予があまりなくて、短期間で新しいシステムを立ち上げる必要がありました。また可能な限りコストを押さえる必要もあったため、クラウドを利用するという選択肢を検討し始め、ソニーのグループ会社でクラウドインテグレータのヴィジョンアーツを紹介してもらったのが、インフラのクラウド移行を進めることになったきっかけです」。

導入:顧客満足とセキュリティ、コストのすべてを満たすしくみを提案

フロンテッジがインフラの移行にあたってヴィジョンアーツにリクエストしたのは、コストの抑制とURLを変えずに使いたいということである。金田氏はその理由を、「既に何万人ものユーザが、このURLをお気に入りなどのブックマーク機能に登録して利用されており、URLが変わってしまうと多大なご迷惑をおかけしてしまいます。何としても、ユーザにインフラが変わったことを気づかれずに移行したいと考えました」と説明する。

しかし、従来のURLはソニードメインを利用していたため、クラウド上で引き続き同じドメインを利用するためにはソニーグループのレギュレーションを満たす必要があった。クラウド移行を担当したヴィジョンアーツ株式会社 ソリューション開発部の後藤 哲也氏は、「オンプレミスのイントラネット内にあるシステムをクラウド上にスムーズに移行し、かつソニーのWebサイトに求められる高いセキュリティ基準を満たしてコストを最小限に抑えられるアーキテクチャ案をいくつかご提案させていただきました」と語る。
「コストの面も考え、そのうえで不正侵入を防御する各種セキュリティと厳しいアクセス制御などにより、クラウド環境でもイントラネット並みのセキュリティを実現できる案を選択しました。ヴィジョンアーツはクラウドインテグレーションに豊富な経験を持つうえ、ソニーグループのセキュリティポリシーや手続きにも詳しく、レギュレーションを満たせるよう徹底したサポートをしてくれました」と伊東氏は話す。

後藤哲也
ヴィジョンアーツ株式会社
ソリューション開発部1課
後藤 哲也 氏

効果:安定稼働とコスト削減を両立。外販も視野

SP Plannerをクラウドへ移行することを決定した同社は、2016年10月にAWS(Amazon Web Services)上で構築を開始し、2017年3月に本稼働となった。金田氏はその最大の成果を、「ユーザに気づかれることなくスムーズに移行でき、新しい環境で問題なく動き続けていることです」と言い切る。そのうえで、ランニングコストの大幅削減も実現。伊東氏は、「当初は初期投資がかかったため数%の削減に留まりましたが、今は約4割もコストを削減できています」と証言する。
さらに、運用面でもメリットを感じている。SP Plannerは、約300アイテムを扱うが、その品揃えは売れ行きやトレンドに合わせて頻繁に入れ替えている。またソニーは、自社ドメインのサイトについて非常に高い頻度で脆弱性テストを行っており、その際の指摘には迅速に対応する必要がある。これらのメンテナンスは主に同社で行っているが、従来は一度ソニーのネットワークに入ってからアクセスする必要があった。それが今回AWSに移行したことにより、直接アクセスが可能になり楽になったという。さらに伊東氏は、「以前はソニーのDC内の小さな1システムだったため、細かい要望にはなかなか対応してもらえませんでした。それが独立したことで、細かいところまで対応してもらえるようになり助かっています」と語る。

同社は今回の導入を踏まえ、他の社内システムのハードウェアリプレースの際はクラウド化も選択肢の1つと考えている。「その際には、もちろんヴィジョンアーツに相談するつもりです」と伊東氏。さらに、今後の展開について金田氏は、「今回のしくみを活かした他企業への提案も視野に入れています。大企業の場合、SPツールの一元発注・管理により大幅なコストダウンが可能です。インフラもクラウドを利用することで安価に利用できるので、ヴィジョンアーツと協力して、このしくみを広くご紹介していきたい」と締めくくった。

システム概要

企業プロフィール

FRONTAEG
  • 株式会社フロンテッジ
  • 業種:広告業
  • 設立:2002年4月
  • 資本金:1億円
  • 従業員数:200名(2018年3月現在)
  • URL:ホームページ

SP Planner

SP Planner

ソニー株式会社のロゴの入ったオフィシャルノベルティグッズを扱うイントラネットカタログサイト「SP Planner」。バッグやキーホルダー、ステーショナリーなどバラエティに富んだ販売促進用ノベルティグッズをソニーグループ向けに提供している。

URL:非公開

記載された情報は初掲載時点のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

本文は情報提供のみを目的としています。Visionartsは、明示的または暗示的を問わず、本書にいかなる保証も与えるものではありません。

アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services、AWS、Amazon VPC、Amazon EC2、Amazon S3ロゴおよびその他のAWS商標は、
米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

その他、ご利用上の条件については「このサイトについて」をお読みください。

サービスへのご質問・ご相談は、
ソニーグループのクラウドインテグレーター ヴィジョンアーツへ

このページの先頭へ
ページの先頭に戻る